保育士大量退職 札幌の4園休園 在籍の園児81人、市が転園調整
保育士の大量退職で必要な数を確保できなくなったとして、中和興産(札幌)が運営する札幌市内の保育園4園が休園したことが3日、分かった。4園には5月末時点で園児計81人が在籍しており、市は園児の転園に向けて調整を行っている。 市によると、同社は5月31日~6月3日に、認可保育所「ちゅうわ発寒保育園」(西区)と「ちゅうわ清田保育園」(清田区)、小規模保育事業所「ちゅうわ南郷保育園」(白石区)、認可外の企業主導型「ふしみの森めぐみ保育園」(中央区)の4園を相次ぎ休園した。最も園児の多い「発寒保育園」には、0~5歳の38人が在籍していた。