鍋谷太一、1打差2位発進に「最高の滑り出しです」出場資格持つ他選手の辞退で出番「ここに出られたことがラッキーだったのに」【男子ゴルフ】
◇28日 男子ゴルフ最終戦 日本シリーズJT杯第1日(東京都稲城市、東京よみうりCC) 賞金ランク33位で、出場資格があった他の選手の辞退により出番が回ってきた鍋谷太一(国際スポーツ振興協会)が、4アンダーで1打差2位発進した。4連続を含む6バーディー、2ボギーに「ここに出られたことがラッキーだったのに、最高の滑り出しです」と、笑いが止まらない。 前年優勝者として臨んだ前週のカシオワールドオープンは「ディフェンディングチャンピオンとしての準備ができていなかった」で予選落ち。すぐ家に帰り、長男や犬と遊んで気分転換した。そのかいあって、ショットもパットも絶好調。特に3~4メートルのパットがズバズバとカップに沈んだ。 同じ組が5アンダーで首位発進となった中島啓太だったことも幸運だった。「中島選手のプレーに引っ張られたことも大きかった。出せるパフォーマンスを、ほぼすべて出せた」。第2日も同組だ。
中日スポーツ