「まだ若い、ずっと勉強を」西武・辻発彦前監督が始球式、休養の松井監督にエール チーム巻き返しへ「刺激になってくれるかな」
◆日本生命セ・パ交流戦・中日―西武(28日、バンテリンドーム) 西武の辻発彦前監督(65)が始球式を行った。中日で2軍監督を務めており、ドラゴンズのユニホームでマウンドに立ったが「何でだろう、緊張した」と苦笑いを浮かべた。 ■休養が発表され球場を後にする松井監督【写真】 試合前には、この試合から監督代行を務めることになった渡辺GMと談笑。指揮官交代について「内部事情は全く分からない」と前置きした上で「選手はグラウンドに立って、試合をやるしかない。ただやっぱり、監督が代わったということで、選手の中でも気持ちは変わってくるだろうし、そういう意味では、そこは選手次第なので、やはり違った気持ちで、刺激になってくれるかなと思います」と今後の巻き返しに期待を込めた。 また、成績不振で休養した松井監督とは、西武監督時代に2軍監督としてコンビを組んだ関係でもあり、休養決定後にベルーナドームから帰路につく前の車の中から直接、電話があったことを明かした。 「何も言えなかったですね。残念。でもまだ(48歳で)若いしね。これからもずっと勉強していくでしょうし、野球界のために、そのとき(現場復帰)のためにもしっかり準備してほしい」とエールを送った。
西日本新聞社