「必ずフェアウェイセンターにボールを止める」と言葉に出すと、成功率はアップする!【ホントの話です】
目標を達成するためには、強い意志力が必要です。「絶対にやり遂げるんだ」という気持ちがあるかないかで、何事も結果は変わってきます。 目標スコアは高すぎるのも低すぎるのもダメ! 平均が100なら『93』がいい【リアルな実験結果です】 ゴルフでも同じことがいえます。私はゴルフにおける意志力を、「ラウンドにおいて、スコアを1つでも縮めるために、そのホールのカップにボールが消えるまで自分が決断したプランを忠実に実行する力」と定義していますが、強い意志力を持つこと、そしてやりたいことを言葉にすることでスコアは大きくアップします。 では実際にどうすればいいのか。私がオススメしたいのは、ショットの前に今からやりたいことを確認することです。例えばアドレスに入る前に、次のように問いかけをしてみてください。 【ティショットのとき】 「必ずフェアウェイセンターにボールを止める」という強い意思を持ってアドレスに入っているか? 【グリーンを狙うとき】 自分の技量をしっかりと客観視し、リスクを考慮した上で、「必ずグリーンのあの辺りに乗せる」という強い意志を持ってアドレスに入っているか? 【5m以内のパットのとき】 例え外れても、必ずカップをオーバーさせるという強い意思を持ってアドレスに入っているか? ボールの後方に立ったときに、これらの言葉をつぶやき、「YES」と強く頷いてからアドレスに入りましょう。これをルーティンとして毎回やれば、確実にショットの成功率はアップするはずです。 このとき注意したいのは、打ちたくない方向をじっと見ないこと。脳というのは画像で処理するので、池を見た瞬間に、「池に向かって打つ」と指示を出してしまうからです。やりたいことだけを口に出して、アドレスに入ることが大事なのです。 児玉・光雄 追手門学院大学特別顧問。過去25年にわたりツアープロのメンタルカウンセラーを務める。現在、6名のツアープロのメンタル面をバックアップしている。日本スポーツ心理学会会員 ※『アルバトロス・ビュー』888号より抜粋 ◇ ◇ ◇ ●どんなスイング理論でも全ての人には当てはまらない。関連記事『【診断】手のヒラを擦る? 目を閉じてその場で足踏み? 新感覚の理論で自分に合ったアドレスを見つけよう!』をチェック!