一生に一度は乗ってほしい!! 今新車で買える[2シータースポーツ]4選
■日産フェアレディZといえば、やっぱり2シーターじゃなきゃダメでしょ!?
2020年9月にプロトタイプが発表されるやいなや、その復活が話題となったフェアレディZ。 過去に発売されたZ31型とZ32型では乗車定員2名の2シーターと4名の2 by 2が存在したが、2002年7月に登場したZ33型からは2シーターのみの設定に変更となり、現行モデルもそれを継承するかたちで2022年夏に発売が開始された。 日産のスポーツカーといって誰もが思い浮かべるのはGT-Rだと思うが、GT-Rは乗車定員が4名、サイズが全長4710×全幅1895×全高1370mmでホイールベースが2780mm。 これに対して2シーターのフェアレディZは、サイズが全長4380×全幅1845×全高1315mmでホイールベースが2550mmとかなりコンパクトであることがわかる。 エンジンも違えば車格も違うGT-RとフェアレディZを比較するのはお門違いかもしれないが、フェアレディZの走りに徹したパッケージとボディバランスのよさは2シーターだからこそ実現できたものなのだ。 また、現行モデルは初代S30型をはじめとする歴代フェアレディZへのオマージュを込めたシルエットに仕上げられているだけに、むしろ2シーターだけに絞った仕様のほうがフェアレディZらしいのでは? それでいて、エンジンはフェアレディ史上最強の3LのV6ツインターボエンジンに加え、停止状態から加速性能のポテンシャルを最大限発揮する自動制御技術ローンチコントロールを日産のFR車として初めて搭載。 2シータースポーツならではの軽快な走りも楽しめるのだから、オールドファンも納得のスペックといえるだろう。 また、実際に試乗したことがある人ならわかるだろうが、室内空間(コクピット)は広くてゆとりがあり、ラゲッジスペースもふたり分の荷物を積むには充分。 後席に人を乗せる機会が皆無に等しいという人にとっては、2シーターのデメリットを感じることもないだろう。