巨人・菅野智之「空きすぎるなって」 CS日程の見直しを訴え 今季2冠は「最低限達成できた」
◇みやざきフェニックス・リーグ 巨人9-1オリックス(9日、サンマリン) 巨人・菅野智之投手がクライマックスシリーズ(CS)へ向け、宮崎県で行われているフェニックス・リーグのオリックス戦に調整登板。チーム2番手として4回51球を投げ、2安打無失点の好投を見せました。 【画像】ビールをかけ合った巨人・菅野智之投手と戸郷翔征投手 試合後、この日の投球内容からCSに向けて確認したいことはあるかと問われた菅野投手は、「やるべきことは変わらないし、やるべきことも限られているんで、後は気持ちの部分でしっかり高めていって。そこだけです」とコメント。 レギュラーシーズンが終了した10月2日からCSファイナルステージ初戦まで2週間の間隔がありますが、菅野投手は「さすがにシーズンがこの前広島戦(9月28日)で投げて、練習量的には多少落としてリフレッシュできたんですけど。でも本当に空きすぎるなってマジで思うので、やはり日程の見直しというのは必要だと思います」と日程の見直しを訴えました。 プロ12年目の今シーズンは24試合に先発登板し、昨季の4勝を大きく上回る15勝(3敗)、防御率1.67を記録し、自身4度目の最多勝と2度目の最高勝率で投手タイトル2冠を獲得。 開幕前に投手コーチらと最低15勝を約束し、有言実行の活躍でのタイトル獲得に「最低15勝だったので、最低限達成できてよかったです。何かタイトルは取りたいなと思ってここ数年取り組んできたので、先発ピッチャーはなんだかんだやはり最多勝って嬉しい」と喜びを口にしました。 さらに、16日から始まるCSファイナルステージへ向けて「僕自身はすごく良い調整ができて次に臨めると思うので、あとは気持ちの部分をしっかりクライマックスに向けて高めていって最高のパフォーマンスを出したいなと思います」と意気込みました。