報徳学園がサヨナラ勝ちで4強 仙台育英、夏春連覇ならず センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第10日の29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、4強が出そろった。報徳学園(兵庫)は夏春連覇を狙った仙台育英(宮城)に延長十回タイブレークの末、5―4で勝利し、準決勝に進んだ。報徳学園は第89回大会(2017年)以来、6年ぶりの4強入りを果たした。 【報徳学園vs仙台育英の熱戦を写真で】 仙台育英は準優勝した第73回大会(01年)以来、22年ぶりのベスト4入りはかなわなかった。 報徳学園は第11日の31日、準決勝第2試合で大阪桐蔭と対戦する。 ◇ 報徳学園がサヨナラ勝ち。1点を追うタイブレークの延長十回、敵失で同点とし、2死満塁から山増が左前打を放った。仙台育英は4投手で継投し、2点を追う九回2死から敵失と斎藤陽の左前適時打で同点とし、延長十回に浜田の右前適時打で勝ち越す粘りを見せたが最後は力尽きた。