<虎に翼>出演者はわずか3人…伊藤沙莉“寅子”と岡田将生“航一”の不器用なキスシーンにも反響「見ごたえありすぎる回」
伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。8月9日放送の第95回の出演者はわずか3人。タイトルバック後の約10分を使って寅子(伊藤)と航一(岡田将生)が心を通わせ合う過程がじっくり描かれ、注目を集めた。(以下、ストーリーのネタバレがあります) 【写真】表情から恋する気持ちがあふれ出る航一(岡田将生) ■寅子、航一への気持ちと向き合う 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の一人・三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。第19週「悪女の賢者ぶり?」では、抱えている思いや弱音をついに打ち明けた航一と、彼のことが気になって仕方がない寅子のぎこちない交流が描かれた。 優未(竹澤咲子)から、優三(仲野太賀)の手紙の存在を知らされた寅子。手紙を読んで優三の深い愛情に触れた寅子は、優未を抱きしめて心からの「生まれてきてくれてありがとう」を伝えた。 悩み続けた優未との関係にやっと答えを出した寅子は、航一にも素直な想いを伝えることを決心。雨の夜、航一と2人きりになったタイミングで「私は今も優三さんを愛している。これからもずっと愛し続けたい。航一さんのことは大切に思っています。でも、きちんと気持ちに線を引きたいんです」と切り出した。 ■「僕は、優三さんの代わりになるつもりはありません」 寅子の想いを受け止めて「あなたと出会えてよかった。それだけで十分です」とほほ笑んだ航一。だが、寅子自身が“気持ちに線を引きたい”という自分の結論に納得できていなかった。 「優三さんだけを愛していたいのに、そうするって決めたのに…」「なんで私の気持ちは、なりたい私とどんどんかけ離れていってしまうんでしょうか」。涙ながら複雑な想いを打ち明けた寅子に、航一は言った。 「僕は、優三さんの代わりになるつもりはありません。あなたを照子の代わりにもしない。お互いに、ずっと彼らを愛し続けていい。数カ月後、来年はわからないけれど、今、ドキドキする気持ちを大事にしたってバチはあたらないんじゃないですか。永遠の愛を誓う必要なんてないんですから」。航一は寅子をぎこちなく抱き寄せ、身をかがめてキスをした。 ■視聴者沸騰「こんなかわいいキスシーンある!?」 航一役の岡田は身長182cmの長身。2人の誠意ある告白に加え、寅子との約30cmの身長差に四苦八苦する航一と、その様子に思わず笑ってしまう寅子のかわいらしいキスシーンも視聴者の心をとらえた。 SNSには「はぁ…特大のキュンきました」「航一さんとトラちゃんのキスシーンがかわいすぎた!ぎこちないのがまたいい」「こんなかわいいキスシーンある!?」「寅子と航一のキスシーンが美しくてかわいくて仕事になりません!」の声が飛び交った。 オープニングの寅子と優未と写真で登場の優三のシーン、そしてタイトルバック後の寅子と航一による2人芝居と、第95回の出演者は写真のみ登場の優三を除けばわずか3人。少ない出演者で成立した15分に「きょう出演者3人?見ごたえがありすぎる回だった」の声が上がったほか、寅子と航一が初めて抱き合った回が語呂合わせで“ハグの日”である8月9日に放送されたことに言及するコメントも。SNSでは「岡田将生」がトレンド入りするなど、「虎に翼」きっての恋愛エピソード回に多くの注目が集まった。