ロックバンド「DEZERT」 結成14年目で初の武道館ライブに感慨 来年6月から初の全国ツアー開催へ
今年1月にデビューした男性4人組ヴィジュアル系ロックバンド「DEZERT(デザート)」が27日、初の日本武道館公演を行った。 結成14年目で武道館にたどり着いた同バンド。ファン6000人を動員し「心臓に吠える」などアンコール4曲を含む全21曲を熱唱し、会場を沸かせた。ボーカルの千秋は「通過点でもなく終着点でもなく最高点でした。高い方が気持ちがいいに決まってるのでまた明日から人生します」と思いを爆発させ、「この世界もそんなに悪くない」と喜んだ。 ギターのMiyakoは「とても素敵な景色を前に感謝を込めて音楽を届けられて幸せです。本当にありがとう。これからもよろしくね」と感慨に浸り、ベースでリーダーのSacchanも「みなさんのおかげで素晴らしい日になりました。今後も更にギラついていくDEZERTをよろしくお願いします」とファンへ熱く呼び掛けた。ドラムスのSORAは「僕の人生は今日、改めてハッピーだと感じました。更なるハッピーな気持ちを皆様にお届けできるよう、精進していきます」と初の武道館ライブに幸せをかみしめた。 また、同バンドは来年6月14日から初の47都道府県ライブツアーを行うことも発表した。千葉県から始まり、最後は26年2月14日に沖縄で行う。 DEZERTは2011年9月、千秋とSacchanを中心に結成され、2024年1月に日本クラウンよりアルバム「The Heart Tree」でメジャーデビューを果たした。