【バレー】バレーボールネーションズリーグ男子開幕。初戦の相手はアルゼンチン。富田将馬「自分が決めた時に歓声もあって、ホーム感じゃないですけど、やりやすかったです」【現地レポート】
試合後のコメント
L山本:最初ちょっと固さもあったんですが、石川、高橋藍といない中でこのチームを作り上げてきたんで、徐々に緊張も取れてうまくいったと思います。(二人がいない中で横の連携はどうでしたか?)レセプションの横の連携もフローターサーブやジャンプサーブでも積極的に前にも出れたし、うまくいったと思います。 OH富田:最初はちょっと緊張しましたが、2セット目からは自分たちのバレーができたと思います。(ブラジル人の応援も多かったですね。)自分が決めた時に歓声もあって、ホーム感じゃないですけど、やりやすかったです。(アルゼンチンの印象は?)お互い初戦なので、思うようにいかない部分もあったと思いますが、日本がうまく相手の弱みにつけこめたと思います。 OP西田:緊張はしなかったんですが、難しい展開になるとは思ってました。でも、自分たちがやってきたことが、しっかりだせたかなと思います。(打つ方で強弱がついていたが、そのあたりは意識していたんですか?)そういうパフォーマンスをしっかりやることが、限られた練習でやったことをできるかどうかだと思うんで、結果としてしっかりできたと思います。今日だけでなく、継続してできればと思います。 アルゼンチン、MBロセル:相手がどうこうよりも自分たちのバレーが全くできませんでした。準備も2週間弱しかなかったし……。とにかく自分たちの調子をもっともっとあげていくしかないと思います。
ランキングポイントを見てみよう
パリ五輪出場は12カ国だが、①昨年行われた五輪予選で6チームと②開催国フランスが決定している。残るは5枠だが、男子の場合、そのうち1枠は③アフリカ大陸のランキング最上位国になる。VNL予選ラウンドの12試合が終わった時点での世界ランキングで、①~③を除く上位4カ国が選出される。日本男子は既に出場権があるが、五輪のグループ分け抽選にランキングがかかわってくるので、やはりしっかり上を狙っていきたい。 VNLでは試合ごとに世界ランキングポイントが加減される。ここで重要なのが、試合前の世界ランキングである。自分たちよりランクが上のチームに勝てば、加算されるポイントが大きくなり、ランクが下のチームに勝った場合は得るポイントは小さい。試合前の世界ランキングは日本が4位、アルゼンチンが6位だった。試合の結果でどのようなポイントになるかというのが、公式サイトの各試合のスケジュールの下、World Ranking Pointsの所で見ることができる。 今日の試合は、日本が3-1で勝った。日本から見て、ランキングが下のアルゼンチンに勝ったことになるので、プラス6.06ポイントになり、逆にアルゼンチンはマイナス6.06ポイントとなる。各試合のポイントが世界ランキングにすぐ反映するので、抜きつ抜かれつのランキングを公式サイトで確認してみよう。
日本男子の第1週試合予定(開催地ブラジル、リオデジャネイロ市)
※日時は日本時間 5月22日 午前5時30分 対アルゼンチン 5月24日 午前5時30分 対セルビア 5月25日 午前2時 対キューバ 5月26日 午前2時 対イタリア バレーボールネーションズリーグ公式サイト:volleyballworld.com 全試合放送(有料):Volleyball World TV 試合ハイライトYouTubeチャンネル:Volleyball World
唐木田 真里子