「ジャンプができない猫、どこか悪いのでは」病院に行ったら、まさかの診断に驚き そんな猫いるの?獣医師に聞いた
「運動音痴」な猫、普段の生活で注意しておきたいこととは
――「運動音痴」の猫ちゃんを飼っている人への普段の生活で注意しておきたいことなどアドバイスがあったらお願いします。 「まずは健康チェックが大切です。獣医師に相談し、健康上の問題がないか確認してください。もし運動音痴と分かれば、キャットタワーやおもちゃなどを使って猫が遊べる環境を整え、運動の機会を提供したり。同時に栄養バランスの取れた適切な食事を提供し、健康をサポートしたりすることをオススメします。運動に関しては、無理のない範囲で運動させ、少しずつ筋力やバランス感覚を鍛えるとよいでしょう」 ――最後に「運動音痴」の猫ちゃんを飼っている人たちへメッセージを。 「猫の運動音痴は、病気でなければ深刻な問題ではないです。ただ、高い所に登って落ちてケガをすることがあるので、高いところに登らせない、階段を使わせないなど注意してあげてください」 ■石井万寿美先生のプロフィール■ 獣医師、作家、まねき猫ホスピタル院長。酪農学園大学大学院獣医研究科修了。Yahoo!ニュースエキスパートオーサー。『笑っていいとも』などTV出演。著書は『動物のお医者さんになりたい』シリーズがベストセラー。主な著書『動物のお医者になりたい』『虹の橋のたもとで』『老犬との幸せな暮らし方』。「がん」に関するブログを書いている。 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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