「また20ゴール20アシストを期待するのは間違い」絶好調パーマーへ…チェルシー指揮官が語る
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、大活躍を見せるコール・パーマーへの過度な期待を牽制している。 昨夏にチェルシーへ加入し、瞬く間に中心選手になったパーマー。昨季はプレミアリーグ33試合で22ゴール11アシスト、今季はプレミアリーグ9試合で7ゴール5アシストと圧巻のパフォーマンスを見せており、イングランド代表としてもスタメンの座を掴みつつある。 そんなパーマーに対しては、ファンだけでなく解説者やメディアなど、現地で期待の声が高まり続けている。しかしマンチェスター・ユナイテッド戦前の会見に出席したマレスカ監督は、過度な期待を牽制した。「好調を維持できると思うか」との質問に対し、以下のように答えている。 「そうなることを願っているよ。彼は出場する。コールはいつも素晴らしいプレーをしているんだ。だが、もし再び20ゴール20アシストを期待するなら、それはおそらく間違いだろう。彼の肩にプレッシャーをかける必要はないからね」 なお、チェルシーは昨季ホームで行われたマンチェスター・U戦で、パーマーのハットトリックなどで4-3と勝利している。しかし、敵地オールド・トラッフォードでは2013年以来勝利なし。指揮官は「あのスタジアムがいかに難しいかを示している。私たちだけでなく、誰にとってもね」と“鬼門”について語り、勝利することの難しさを説いている。