市明推協が「若者選挙パートナー」に中央高生徒会の15人を任命 投票率向上へアイデアを【宇部】
宇部市明るい選挙推進協議会(松山一人会長)は20日、宇部中央高(河村宏之校長)生徒会の15人を「若者選挙パートナー」に委嘱した。市内での啓発活動などを通して、若い世代の政治、選挙への意識向上に努める。任期は来年4月30日まで。 同年代に選挙への関心を高めてもらうとともに、自身への意識付けも狙い。市内で高校生を推進員として委嘱するのは、昨年の宇部工に続き2例目となった。 松山会長、福場達朗、宮原洋子の両副会長が同校を訪れ、生徒会長の渡邊哲也君(1年)に委嘱状を手渡した。上野颯大君(2年)は「初めての体験で緊張している。まずは18、19歳の人の意見に耳を傾け、若者の投票率を少しでも上げられるよう尽力したい」と決意を述べた。 松山会長は「若いエネルギーやアイデアを活用し、選挙を身近に感じてもらえるようになれば」と期待を込めた。 今後の具体的な活動として、10月の市長選に向けた街頭啓発、11月の宇部まつり会場でのアンケート調査、来年2月に開かれる同協議会主催の白ばら講演会への参加を計画している。