キングジム、より視認性に優れたラベルを作れるテプラ。ユニバーサルデザインフォント初搭載
キングジムは、ラベルプリンタのテプラPROシリーズより、同シリーズ初となるユニバーサルデザインフォントと再生材料を採用した「SR-R560」を2025年1月17日に発売する。価格は2万6,400円。 【画像】モリサワのユニバーサルデザインフォントを搭載 SR-R560は、テプラPROシリーズで初めて、加齢による視力低下やロービジョンの方にも読みやすいモリサワのユニバーサルデザインフォントを搭載し、より視認性や可読性に優れたラベルを作成できるというラベルプリンタ。本体外装の約30%に再生プラスチックを初めて使用し、液晶部分にはバックライトを備える。 新機能として、建築土木と医療業界向けの文字変換辞書を搭載した。同機能はテプラユーザーに対する業種についてのアンケートで該当業界が上位だったために導入したといい、専門用語も1度の変換でスムーズに入力できてラベル作成の作業を効率化できるという。 Windows向けラベルソフト「テプラ クリエイター」(SPC10)に対応し、ラベルのレイアウトや文字編集が自由にできるほか、バーコード印刷や、ExcelおよびCSV形式のデータの「流し込み印刷」なども可能。オートカッター機能や15言語に対応する翻訳機能なども備える。 解像度は180dpi、128ドットのサーマルヘッドを搭載する。転写方式は熱転写PRO印刷方式で、最大印刷可能幅は18.1mm。ACアダプタまたは単3形電池6本で駆動し、対応テープはR-TAPE規格の4/6/9/12/18/24mm。本体サイズは約184×238×79mm、重量は755g。 なお、同社はテプラPRO用のラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」を、直感的で手軽にラベル編集ができるというイメージの促進を図り「テプラ クリエイター」(SPC10)に名称変更している。
PC Watch,浅井 淳志