「勉強しなさい」言葉攻めでは子どもは勉強しない 激変する小学生の学習環境下で「親がすべきこと」
〇抽象化と具体化を促す言葉 「つまり何が言いたいわけ?」「どんな例がある?」「共通点は何?」 これらの言葉は、子どもの論理的思考能力を高め、抽象的な概念を理解し、具体例を挙げられるようにします。 例 この漫画、何が言いたいんだかよくわからないんだけど、どう思う? この歴史上の人物って、どんな人だったと思う? どんな例がある? この図形とあの図形、どんな共通点がある? 以上のような魔法の言葉の効果を高めるためには、以下のような使い方のポイントがありますので覚えておきましょう。
・子どもの年齢や理解度に合わせる ・答えが出なくても焦らない ・楽しく会話しながら使う ・無理強いしない ・全部の言葉を使う必要はない これらの魔法の言葉を毎日少しずつ使うことで、子どもの頭脳はどんどん進化していくでしょう。 親子で楽しく会話しながら、賢い子に育てましょう。魔法の言葉は、子どもの頭脳を高めるだけでなく、親子間のコミュニケーションを円滑にする効果も期待できます。 ぜひ、今日から魔法の言葉を活用して、親子で楽しい時間を過ごしながら、子どもの成長をサポートしましょう。
石田 勝紀 :教育デザインラボ代表理事、教育評論家