【サウジアラビアRC・1番人気なぜ負けた】アルレッキーノまさかの5着 ルメール「馬場なのか状態なのか…」
[GⅢサウジアラビアロイヤルカップ=2024年10月5日(土曜)2歳、東京競馬場・芝1600メートル] 出世レースとして知られる2歳重賞は、2番人気アルテヴェローチェが豪快に大外から差し切って重賞初V。対照的に、単勝1・5倍の圧倒的人気に推されたアルレッキーノ(牡・国枝)は中団を追走したものの直線で伸びを欠き、勝ち馬から0秒3差の5着に終わった。 母チェッキーノはオークス2着馬、半姉チェルヴィニアは今年のオークス馬という良血馬。新馬戦こそ2着に敗れたが、2走目の未勝利戦で7馬身差の圧勝劇を演じ、ここも断然の注目を集めていた。 よもやの敗北にルメールは「いいポジションを取れてすごくいい感じだったけど、今日は切れなかった。馬場なのか、馬の状態なのかは分からないけど、反応できなかった」と回顧。稍重の発表とはいえ小雨が降り続けた馬場状態もあり、敗因の特定はできない様子だった。 一方、国枝調教師は「(最初の)200、400(メートル)でリズム良く行けず、息を入れるところがなかった。馬がそのあたりを学んであの位置取りでも息を入れられるようになれば」と課題を口にした。
東スポ競馬編集部