圧巻の4連続バーディーに鳴りやまぬ大歓声…! 見せ場をつくった吉田優利が地元のファンへ感謝のメッセージ
「すごくいい気分で回れました」
◆国内女子プロゴルフ<ブリヂストンレディスオープン 5月16~19日 袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県) 6731ヤード・パー72> 【写真】ロサンゼルスはすでに夏モード? 貴重なノースリーブ姿&大谷翔平を全力応援する吉田優利
「ここまでゴルフに対して不安に思ったことは初めて」と開幕前に心境を明かしていた吉田優利。 アメリカで思うような結果が残せず迎えた国内ツアーの今季初戦だったが、終わってみれば5バーディー、2ボギーの「69」。3アンダーの暫定6位タイと好位置につけて初日を終えた。
この日はスタート直前で降雨による競技中断のアクシデントに見舞われた。そのことが少なからず影響したのか、スタートの10番でいきなりボギーを叩いたものの、直後の11番でバーディーを奪ってすぐさまスコアを戻した。 そして圧巻だったのは15番からの4連続バーディー。16番では6メートルを沈め、17番パー3は5番アイアンで2メートルにつけてバーディーを奪うなど、ショット、パッティングともにさえわたった。 しかし、後半に入り風が吹き始めると、ティーショットがなかなかフェアウェイを捉えられず、本人も「気持ちよく振れているかといえばそうではないので、そこの修正点が優先」と話す。 結果的に後半はバーディーを奪うことができず、7番でボギーを叩きスコアを落として初日を終えたが、「こんな感じでやっていたなという部分を少し思い出せました。今までやってきた自分と今の自分が比較できた1ラウンドだったと思います」と手応えを感じているようだ。 また、今大会は地元・千葉県での開催ということもあり、平日ながら多くのギャラリーが会場へ駆けつけたことに感謝を伝えた。 「木曜日ですけど本当にたくさんの方が駆けつけていただきましたし、こんな感じの中でやっていたことが思い出されましたね。すごくいい気分で回れました」 開幕前には予選通過を現実的な目標と掲げていたが、十分トップを狙える位置にもつけた。アメリカでの鬱憤(うっぷん)を晴らす残り3日間の戦いに期待したい。
e!Golf編集部