水谷豊「相棒season23」第6話10・6% 突然姿を消したヒロコママと時効直前の強盗事件
水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第6話が27日に放送され、平均世帯視聴率が10・6%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・1%だった。 【写真】水谷豊と妻の伊藤蘭 水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。 ◆第6話のあらすじ 特命係と親交の深いゲイバーのママ、ヒロコ(深沢敦)が、殺人事件の現場付近で目撃され、そのまま姿を消した。 殺害されたのはNPOを利用したマネーロンダリング疑惑が掛かったコンサル会社の幸田社長。ヒロコが携わっているボランティア食堂を隠れみのに、脱税や援助の着服をしていたことが発覚。ヒロコが抗議に向かったというが、そのまま行方不明になったようだ。右京と薫は、ヒロコのボランティア仲間である泉川(西銘駿)らと協力して捜索を開始する。 一方、捜査一課は司法書士の矢野(柾木玲弥)から事情を聴いていた。矢野は、幸田に脱税方法を入れ知恵していた疑いがあり、最後に連絡を取っていたのも矢野だった。そんな中、幸田は10年前、いまだ解決されていない強盗事件にかかわっていた可能性が浮上。 突然姿を消したヒロコを追う右京と薫。時効直前の強盗事件と奇妙な符合。理不尽な現代社会に特命係が光を当てる。