今が史上最強!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング9位。下落を覚悟…。日本最高の鉄人が評価されず
2026年FIFAワールドカップ(W杯)・アジア最終予選の11月シリーズに向けて、サッカー日本代表のメンバーが発表された。アウェイ2連戦で勝利を飾ってW杯出場に近づきたいところだが、今の日本代表であれば十分可能だろう。そんな史上最強とも言われる現在の日本代表の選手たちを市場価値ランキングで順位ごとに紹介する。データは11/14時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。
9位:遠藤航(えんどう・わたる) 生年月日:1993年2月9日 所属クラブ:リバプール(イングランド) 市場価値:1300万ユーロ(約20億8000万円) サッカー日本代表で9番目の市場価値を誇るのは主将の遠藤航だ。5月にアップデートされた最新の市場価値は1300万ユーロ(約20億8000万円)となっている。 遠藤は、ドイツのシュトゥットガルトでの活躍が注目を集め、ブンデスリーガのデュエル王と称された。市場価値は2021年6月から12月にかけて1000万ユーロ(約16億円)に達し、選手として充実した時期を過ごしていた。 その後、チームの不調も相まってか、市場価値は減少したが、昨年夏のリバプール加入で市場価値が再び上昇に転じ、1300万ユーロ(約20億8000万円)となった。シーズン途中から継続して起用されるようになり、市場価値を維持している。31歳というベテランの年齢を考えれば、市場価値が横ばいで推移しているのは高評価といえるだろう。 ただ、ユルゲン・クロップからアルネ・スロットに監督が代わったことで今シーズンの遠藤は出場機会が激減しており、次回の市場価値の更新では、下落を避けられないかもしれない。昨シーズンは12月から起用が増えて自身の価値を証明したが、今シーズンはまだその兆しが見えていない。 それでも、遠藤が日本代表にとって不可欠な選手であることに変わりはない。10月シリーズのオーストラリア代表戦では、体調不良で欠場した遠藤の不在が響き、彼の重要性が改めて浮き彫りとなった。
フットボールチャンネル