結婚ちょうど1年の琴勝峰挙式・披露宴 珠奈夫人、青系の色打ち掛け姿に「キレイだと思います」
大相撲の前頭琴勝峰(24=佐渡ケ嶽)が9日、都内のホテルで珠奈(じゅな)夫人(24)との挙式、披露宴を行った。 【写真】乾杯に臨む琴勝峰と夫人の珠奈さん 披露宴には埼玉栄高で先輩の貴景勝、同学年で高校時代からしのぎを削った豊昇龍、幼少期の相撲道場から先輩で兄弟子の琴桜の3大関ら、約300人が出席。盛大に開かれた。挙式後、報道陣に対応した琴勝峰は「今まで以上に結果で皆さまに、家庭円満を見せられるように頑張りたい。三役にまず上がって、もっと上に位置で取っていられるように稽古していきたい」と、力を込めて話した。 2人はちょうど1年前の昨年6月9日に婚姻届を提出し、同10月24日には長男が誕生した。琴勝峰の締め込みが水色ということで、青系の色打ち掛け姿で挙式に臨んだ珠奈夫人に、琴勝峰は「キレイだと思います」と、少し照れながら話した。琴勝峰は冠婚葬祭では見慣れた黒紋付き姿だったが、珠奈夫人は「いつも通りカッコイイです」と、初々しく話した。 琴勝峰は千葉・柏市出身で、珠奈夫人は福岡・大木町出身。当時は珠奈夫人が福岡・八女市の職員だった約3年前、九州で共通の知人の紹介で知り合い、約2年前から遠距離での交際に発展していた。昨年、婚約を発表した際に琴勝峰は、珠奈夫人の第一印象として「キレイな人だなと思った」と話し、知り合ってすぐに連絡先を交換したことを明かしていた。そして「この人と一緒になりたいなと思った」と、昨年5月の夏場所後にプロポーズしたことも、併せて明かしていた。 琴勝峰は5月の夏場所を8勝7敗とし、幕内で3場所連続勝ち越し、3度目の十両優勝を果たした昨年11月の九州場所を含めると4場所連続で勝ち越している。昨年初場所では、貴景勝と千秋楽相星決戦の末に初の幕内優勝を逃したが、191センチ、162キロの恵まれた体格もあり、将来性を高く評価する親方衆も多い。実弟の幕下琴手計も新十両目前まで番付を上げている。 会場内でマイクを向けられた貴景勝は「これからも力士人生は長いと思いますが、お互いがんばりましょう」とエール。琴桜は「トシキ(琴勝峰の本名の富士紀)とは幼稚園から一緒の道場。結婚で先を越されたのは、どうかと思いますが(笑い)。これからも一緒にがんばりましょう」と、冗談交じりに祝福していた。