ハタハタキター!!ようやくまとまった水揚げが始まるもなぜか「食べられない」!? 青森県深浦町
RAB青森放送
今シーズン不漁が続いたハタハタが深浦町でようやく上々の水揚げとなっています。 ただ値段の高騰に買い物客からは驚きの声があがっています。 深浦町の岩崎漁港ではハタハタの水揚げがいま最盛期を迎えています。 漁師の石戸谷さんの船では先週からまとまった水揚げが始まり、けさもおよそ400キロのハタハタが網にかかりました。 新深浦町漁協岩崎支所全体ではきのう1日で、今シーズン最高となる3トンほどの水揚げがあったということです。 ただ… ★漁師 石戸谷淳さん 「(いつもの年はピークが)12月10日近辺かな、1週間2週間遅れてきたのかなという感じですね」 ことしはとれ始めるのが遅かったため、シーズンを通しては満足のいく大漁とはなっていません。 町内の「かそせいか焼き村」には、数日前から岩崎地区でとれたハタハタが並び始めました。 ★道の駅「ふかうら」かそせいか焼き村 古川一行店長 「よかったですね。年末までの魚というイメージがありますので、一応ギリギリ間に合ったかなと」 ようやく手に入るようになったハタハタですが…。 ★買い物客 「(これまでの)3倍も高いよ!食べられない」 きょうの値段はオスが1箱4キロで6,000円、メスは1箱3キロで1万4,400円と去年までの2倍から3倍となっています。 県内のハタハタはここ数年不漁傾向にあり、価格にも反映されています。