劇的展開で神戸が初Vに王手 勝ち越し弾の大迫「みんなの気持ちが乗り移った」 得点ランクも単独首位に
◇サッカーJ1第32節 ヴィッセル神戸2-1浦和レッズ(12日、埼玉スタジアム2〇〇2) 【画像】ネット「森保半端ないって、大迫落とすなんてできへんやん普通」 大迫勇也のW杯選出外にファン悔やむコメント相次ぐ サッカーJ1で初優勝を目指すヴィッセル神戸。リーグ戦も残り3試合となった12日、浦和レッズに劇的勝利をあげ、早ければ次節で優勝の可能性が出てきました。 アウェーに乗り込んだ神戸。前半から浦和ゴールを脅かしますが、ネットを揺らすことができず。スコアレスのまま時間が過ぎていきます。 試合が動いたのは、後半27分。神戸のマテウス トゥーレル選手のヘッドで先制に成功。 しかし後半アディショナルタイムに、神戸の守備陣の一瞬のミスをつかれ同点に追いつかれます。 同点のまま試合終了かと思われましたがアディショナルタイムも5分が過ぎようとしたころ。浦和はゴールキーパーの西川周作選手がセットプレーのチャンスで神戸ゴール前まで上がります。 しかし、フリーキックを神戸のゴールキーパー前川黛也選手ががっちりキャッチ。そのまま前線に残っていた大迫勇也選手にライナー性のキックでボールを送ります。 大迫選手は、落ち着いて無人のゴールにボールを流し込み勝ち越し。 神戸が激闘の末勝利しました。これで、2位横浜F・マリノスの試合次第になりますが、次節で初優勝の可能性が出てきました。 勝ち越し弾を決めた大迫選手は試合後、「ボールにチーム全員の気持ちが乗り移って決められたゴール」と振り返りました。 さらに、このゴールで得点ランキングも単独1位(22得点)に浮上。「他会場の結果に関係なく優勝は僕らでつかみ取るものなので、自分たちにフォーカスをあてて頑張りたい」と、栄冠に向け意気込みました。 ◇次節での神戸の優勝条件 24日(金)に行われる横浜FM-新潟で横浜FMが引き分け以下の時、25日(土)に行われる神戸VS名古屋で神戸が勝利すればJ1初優勝