◇セ・リーグ ヤクルト9ー8広島（2024年4月25日 神宮） ヤクルトは広島との乱打戦を制し、連敗を3でストップした。8―8で迎えた最終9回に勝ち越した。サンタナの来日4年目で初となるサヨナラ本塁打で試合を決めた。 最終9回1死走者なし、サンタナはカウント1―2から右翼席に放り込むサヨナラの2号ソロ。味方から手荒い祝福を受けた助っ人は「感情で満ちあふれている。勝てたので最高です」と喜びを爆発させた。両軍合わせて26安打の乱打戦を制しての勝利。「チーム全体として素晴らしい勝利。これで勢いがついた。全員で粘って毎試合勝ちに行く」と今後を見据えた。 試合は2点を追う2回裏、1死満塁の好機で塩見が左前適時打を放ち1点を返すと、続く丸山和の三塁適時内野安打で同点に。そしてオスナが左翼席に放り込む満塁本塁打。一挙6得点を挙げ、試合をひっくり返した。 この日は先発の高橋奎をはじめ投手陣が踏ん張りきれず、6回に勝ち越しを許した。それでも1点を追う8回に代打・川端の同点タイムリーで追いつき、9回に突き放した。
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