模擬投票で当選したはんにゃ川島が出馬に意欲?「10年後に区議会議員を目指す」
総務省と吉本興業が2月18日、都内で「若者フォーラム2023 選ぼう!新しい日本のリーダーズ」を開催した。 このフォーラムは政治や選挙に関心が低い若者に向けて、投票の大切さを周知し、自発的な投票行動を促す啓発イベントで、お笑いコンビの見取り図がMCを務め、パネリストにサッカーの元日本代表監督で日本サッカー協会の副会長も務める岡田武史氏と“選挙マニア”として知られるタレントの井上咲楽、そして特別ゲストとしてボーイズグループ「JO1」の與那城奨、有識者として立命館宇治中学校・高等学校教諭の杉浦真理氏が出演した。 「若い世代が選挙に行かないとどうなるのか?」というテーマでディスカッションを行った後に「模擬選挙」も行われ、お笑いコンビ「はんにゃ」の川島章良、「スパイク」の松浦志穂、ピン芸人のCRAZY COCOが候補者として登場。10万人から7万人に人口が減少し、若者の流出、少子高齢化が課題という架空の自治体「見取り図市」の市長選で松浦は「女性活躍と少子化問題」、かつて32歳という若さでガンを患ったことのある川島は「健康と医療」、客室乗務員として世界中を飛び回っていたキャリアを持つCOCOは「インバウンド観光の強化」を重要政策に掲げ、演説を行った。 投票の結果、川島55票、松浦49票、COCO41票で川島が当選。
川島に投票した杉浦氏は「私は60代なので医療とか健康というのがが響いた」、松浦に投票した岡田氏は「今の一番の問題は少子高齢化。子どもを増やしていかないと社会はどんどん縮小していくので一番のポイントかなと思った」、COCOに投票した井上は「ニセコを思い浮かべた。海外の人がたくさん来ていて、ほぼ海外とみたいな感じになっているという話をニュースで見て、見取り図市がそういうグローバルな街になったらめちゃくちゃ面白いかも、と思った」とそれぞれ投票に至ったポイントを説明。 この結果に岡田氏は「分かんないもんだね。選挙ってあてにならないね。松浦さんが一番まともだと思ったんだけど。こんなことになるんだったらトランプも通るかもしれないなと思いますね」と今年11月に行われるアメリカ大統領選挙を引き合いに出す場面も。