能登半島地震で液状化、新潟・寺尾地区で43世帯が転出と回答…「もう戻らない」と去った顔忘れられず
協議会は、アンケート結果に基づく要望書を市長に提出したほか、自主防災組織向けの研修会を開くなどし、住民の不安解消に向けて取り組んでいる。研修会で見直した避難や避難所運営の方法は来年の防災訓練に反映させるという。
この1年は地区のイベントの大半が中止を余儀なくされたが、来月には、地震での損傷から復旧した自治会館で「復興記念」の餅つき大会を開催し、100人以上が集まる見通しだという。住民たちは復興に向け「地域の輪」を結び直そうとしている。