東レアローズ滋賀と野洲市パートナーシップ協定 市内小中学生無料招待も
野洲市とSVリーグ所属の女子バレーボールチーム東レアローズ滋賀が12月12日、パートナーシップ協定を締結した。(びわ湖大津経済新聞) 【写真】東レアローズの菅野GM、山内社長、櫻本野洲市長ら 野洲市役所で行われた締結式には櫻本直樹市長、東レアローズの山内哲夫社長、菅野幸一郎ゼネラルマネジャー(GM)らが出席。同チームがバレーボールを介した交流や子どもたちへのバレーボールの指導、イベントや啓発活動への参加などで協力することを約束した。 同チームは2000(平成12)年、東レアローズ女子バレーボール部として活動を始めた。バレーボールの新リーグSVリーグの開幕に合わせ、新会社を設立。チーム名を「東レアローズバレーボールクラブ滋賀」とした。活動拠点は東レ大津事業場(大津市園山1)内にある東レアリーナ。 SVリーグのビジョン「地域・社会とつながるバレーボールコミュニティーの創出」を実現するため、「地域接着」を目標に掲げ、県内各市と連携を深めている。すでに草津市、彦根市とパートナーシップ協定を締結し、野洲市が3市目。今後、大津市、湖南市などとも協定を締結する予定。 菅野GMは「子どもたちの健全な育成や健康増進、社会福祉活動に取り組み、野洲市を笑顔の絶えない夢のある未来につながるまちにしたい」と話した。 櫻本市長は「市民と選手が触れ合う機会を増やし、バレーボールの競技レベルアップを」と期待する。 締結式では併せて、1月4日・5日にYMITアリーナ(草津市野村3)で行われるAstemoリヴァーレ茨城戦と、1月18日・19日に滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で行われるPFUブルーキャッツ石川かほく戦に野洲市内の小中学生を無料招待することも発表された。
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