「手放したの謎」元NPB助っ人が完全救援、163キロ直球締めにファン驚き「やはりエグイ」「凄すぎて感動で涙出た」
◆ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 サンディエゴパドレス6―5ロサンゼルスドジャース(9日、ペトコ・パーク) 160キロ超の直球を武器にNPBで活躍した右腕がピンチを断ち切るパーフェクトリリーフでセーブを挙げた。 ■「手放したの謎」「やはりエグイ」驚異の163キロ締め【動画】 1点リードの8回2死一塁の場面で登場したのはパドレスのロベルト・スアレス。いきなり3回に満塁ホームランを放っている4番のテオスカー・ヘルナンデスを迎えたが、インハイの161キロ直球で完全に詰まらせてファーストフライに打ち取った。 さらに9回もマウンドに上がると、5番マックス・マンシーを160キロ直球で空振り三振。最後もギャビン・ラックスをこの日最速となる163キロ直球で空振り三振に斬って取り、セーブを挙げた。 この投球を「SPOTVNOW」の公式YouTubeが公開。SNS上では「今日のスアレス凄すぎて感動で涙出た」「ホークスが手放したの謎すぎた」「スアレスはやはりエグイ」「スアレスのパワーアップした投球に阪神ファン感涙 このまま優勝まで行って」「こんなにメジャーで活躍するとは思わんかったな」などの声が上がっている。 ベネズエラ出身のスアレスは2016年にソフトバンクに加入。1年目から球団新記録となる161キロを記録するなど58試合に登板。その後は右肘を痛めて成績が振るわず、20年に阪神に移籍。守護神を任されるなど2年連続最多セーブを獲得すると、22年からパドレスへ。今季は65試合に登板し、9勝3敗1ホールド36セーブ防御率2.77を記録していた。
西日本新聞社