コーヒーの糖質とカロリーは0なのか?さまざまなコーヒーを徹底比較してみた結果は…
コーヒーの健康効果に注目
嗜好品として楽しまれてきたコーヒーですが、一般的に広く知られている健康効果としては、 ・カフェインによる覚醒作用、利尿作用 ・ポリフェノールによる抗酸化作用 があげられます。 さらに最近では、上記以外の健康効果についても研究が進められているようです。 ●コーヒーに脂肪燃焼効果はあるのか コーヒーの脂肪燃焼効果についてはさまざまな研究が行われていますが、一概に効果があるとは言い切れません。 なぜなら、カフェインを日常的に摂取している人は、カフェインへの耐性ができているためその効果はやや弱い可能性があるからです。 一方で、海外の研究論文によると、コーヒー2杯分に相当するカフェインの摂取(約240mg)は、運動時の脂肪燃焼を高めるという報告もあります。 コーヒーの脂肪燃焼効果については、まだわかっていないことも多くあるので、今後の研究結果に期待しましょう。 ●糖尿病を予防するってホント? コーヒーのどのような成分が糖尿病の予防につながるかは、現段階で明らかになってはいません。 現在わかっていることは、コーヒーを飲む習慣のある方は、そうではない型と比べて2型糖尿病を発症しにくいということです。 こちらも、脂肪燃焼効果とともに今後の研究成果に期待が高まりますね。 ●1日どれくらい飲むといいのか コーヒーを飲む場合、1日の目安としてマグカップで約2~3杯がよいでしょう。 というのも、コーヒーに含まれるカフェインの摂りすぎはかえって健康を害する可能性があるからです。 そのため、世界的にもさまざまな機関が1日に摂取するカフェインの目安量を設定しています。 成人の場合、1日約300mgでコーヒーに置き換えるとマグカップで約3杯分です。 また、妊婦の場合は胎児への影響を考慮し、1日約200mg(コーヒーをマグカップで2杯分)と成人より低く設定しています。 以上のことより、コーヒーの目安量は1日あたりマグカップで約2~3杯と覚えておきましょう。