【ロエベ、マーク ジェイコブス】スタイリスト佐藤佳菜子さんのマイ・一生名品
ーCALITAS WORLDの靴はいつ手に入れましたか? 「これは昨年、CALITAS WORLDのサイトで購入しました。動物だけでなく、いろんなファンシーな柄があるんですが、犬1足と猫1足をチョイス。特にお気に入りはオーダーしたこの靴。愛犬家としては、やはり自分の犬の顔と名前を刺しゅうしてもらえるとなると、オーダーしないわけにはいきませんでした」 佐藤さんのインスタグラムでもお馴染みの愛犬、チワワのツナちゃんの愛くるしい表情! ふざけているのは動物が付いているということだけ(笑)。あとはしっかりとした、端正なつくりなことも気に入っています」靴/CALITAS WORLD(佐藤さん私物)
2 この動物アイテムたちが、“マイ・一生名品”になった理由とは?
「猫の靴はブラウンやキャメルの服と合わせることが多く、マーク バイ マークジェイコブスの犬の靴は、全身モノトーンの日のスパイスに。あくまでも茶色や黒のベーシックな靴の代わりとして使います」靴/CALITAS WORLD
靴/マーク バイ マークジェイコブス
「“マイ・一生名品”って、世の中でいうところのいわゆる名品である必要はないと思っています。もっと、ものすごく個人的なことでいい。だって買うときに、絶対に生涯通して使う、って決めるのってあまりにも重圧すぎやしませんか? そんなこと考えて買い物したらかえって失敗してしまいそう(笑)。名品を買おうと思うのではなく、買って使ってみたら名品になった。後から考えてみたらよく使っているな、やっぱり好きだな、と思えるもの。名品との付き合い方って、そのくらいでいいような気がしています。なので、この動物たちも、他の方から見たら“どこが名品?”って話になっちゃうと思うんですけど(笑)、私としては一生名品だと思える大切なものなのです」 ●スタイリスト 佐藤佳菜子 さとうかなこ 慶應義塾大学卒業後、2007年にスタイリストとして独立。ファッション誌、アパレルブランドでのウェブサイトなどでのスタイリングや、コラボ商品の開発など多方面で活動。ウェブマガジン『mi-mollet』で「小柄なスタイリストの普通の日のおしゃれ」を連載中。 取材・文/発田美穂