資産防衛には個人向け国債という選択肢も…個人が国債を買うなら何を買えばよいのか？
様々な種類の米国債に投資可能
個人投資家が日本国債に投資する際は、実質的な選択肢が個人向け国債しかありません。 一方、米国債への投資なら様々な選択肢があります。楽天証券が提供する外国債券向けサービス「債券マルシェ」を見ると、期間1年11ヵ月で利回り1.91%の米国債や、期間29年2ヵ月で利回り3.74%の米国債など非常に幅広い取り扱いがあります。種類も年2度の利払いがある通常の国債から割引債（利払いがない一方で割安で購入可能）まで様々です。投資単位は100ドル以上、100ドル単位なので少額資金でも投資可能です。 また、米国債を投資対象とする投資信託やETFも多数あるため、それらで米国債に投資する選択肢もあります。
少額からでも国債投資は可能であり資産運用の選択肢に
手堅い資金の預け先、というと銀行預金のイメージが強いものの、国債も充分手堅い資金の預け先です。国債は元本が返済される可能性が高い上に、年に2度の利息収入もあります。また銀行預金に比べると、高い利息収入が得られます。 手堅い資産運用先として国債は充分選択肢に入ります。資産防衛先として債券に興味があるなら、まずは1万円から個人向け国債、もしくは100ドルから米国債に投資を行ってはいかがでしょうか？
石井僚一
