ヘンリー王子、がんと診断されたチャールズ国王との対面を初めて語る「私は家族を愛している」
王室時代に立ち上げた、負傷した兵士のためのチャリティスポーツイベント「インビクタス」を今も続けているヘンリー王子。来年カナダで開催される大会のカウントダウンイベントのため、今週水曜日からメーガン妃と共にバンクーバーとウィスラーを訪れていた。滞在中に王子がテレビ番組「グッドモーニング・アメリカ」のレポーターの質問に応じた。王子は今月初めにイギリスに弾丸帰国、がんの診断を受けたことを公表したチャールズ国王と面会した。今回のレポーターとの質疑応答で、国王との対面について初めて語った。 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
レポーターから国王の病気についてどのように知ったのかと聞かれた王子は「父と直接話した」と回答。「すぐに飛行機に飛び乗り、できるだけ早く父に会いに行った」と話している。レポーターが「心境的にどうだった?」と聞くと「私は家族を愛している。飛行機に乗って彼に会いに行けたこと、父と少しでも一緒に過ごせたことに感謝している」。王子と国王の面会時間は30分から45分と報じられている。
レポーターに「国王の健康状態に対する見通しは?」と聞かれると「それは私と彼の問題だ」と回答。詳細については口を閉ざした。国王が診断を公表した直後から、イギリス国内では国王の病気がきっかけで王子とロイヤルファミリーの関係が改善するのではないかという希望的観測も出ている。レポーターもその点も指摘、「病気がその家族を刺激したりあらためて結びつけたりすることがある。この場合、それはあり得るのか?」と尋ねた。王子は「もちろんだ」と即答。しかし「私は日々、すべての家族を通して絆の強さを実感している。どんな病気でも家族を1つにすると思う」と一般的な家族やインビクタスに参加している兵士たちの家族について語るにとどまった。
王子がロンドンに滞在したのは1日のみ。すぐにカリフォルニアに戻っている。レポーターは「遠く離れた場所で家族に起きていることをどう受け止めているか」と聞かれると、王子は「私にも家族がいる」。メーガン妃や子どもたちとの生活が大切であることをアピールした。 「私の家族とカリフォルニアの生活は(国王が病気になっても)そのままだ。私は前回の帰国の他にも、イギリスを経由して移動したり、イギリスに戻ったりする計画を立てている。できるだけイギリスに立ち寄って家族に会うつもりだ」。