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（ブルームバーグ）： クラウド技術を活用したビッグデータの保管・分析サービスを提供する米スノーフレイクが21日発表した売上高見通しは、同社が人工知能（ＡＩ）ソフトウエアツール市場で勢いを得ると投資家を安心させることができなかった。株価は時間外取引で下落した。

発表資料によると、同社事業の大部分を占める製品売上高は、８－10月（第３四半期）に８億5000万－８億5500万ドル（約1235億－1240億円）になる見通し。ブルームバーグ集計のデータによると、アナリスト予想平均は８億4800万ドルだったものの、中には９億ドルを超える予測もあった。通期の製品売上高見通しは33億6000万ドルと、従来予想の33億ドルから引き上げられた。

スノーフレイクはスリダール・ラマスワミ最高経営責任者（ＣＥＯ）の下、生成ＡＩや他の新たな大規模データ分析方法に重点を置いた製品を投入している。この戦略の一因となっているのは、データブリックスを含むライバル企業や、マイクロソフトなどクラウドインフラ提供会社からの圧力が強まっていることだ。

５－７月（第２四半期）の総売上高は前年同期比29％増の８億6880万ドルと、上場後初めて増収率30％を下回った。

株価は21日のニューヨーク市場取引終了後の時間外取引で約７％下落。投資家はスノーフレークがＡＩツールで巻き返せるか懸念しており、株価は今年に入り32％下落している。

原題：Snowflake Gives Outlook That Fails to Calm Investors on AI (1)（抜粋）

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