竹がはじける音で鬼を追い払う 天草市で正月の伝統行事「鬼火焚き」
KKT熊本県民テレビ
天草市佐伊津町津の崎地区で7日、正月の伝統行事「鬼火焚き」がありました。
鬼火焚きは、燃やした竹がはじける音で鬼を追い払うという無病息災を祈る伝統行事で、津の崎地区では「おにびやき」と呼ばれています。7日は夜明け前から地区の人たちが、去年1年間飾っていた正月飾りを竹で組んだ高さ7メートルの櫓に入れました。そして火が入れられると勢い良く燃え上がりました。炎が小さくなると餅を入れ、焼きあがると子どもたちが食べていました。 Q餅はどうですか? ■男の子 「おいしいです」 Q今年1年、がんばりたいことは? 「陸上とか、元気に過ごすことです」 ■女の子 「中学校で友だちをつくりたい、たくさん」 ■男の子 「(野球の)試合の時に打てるようになりたい」
津の崎地区の鬼火焚きは、以前は子ども会の行事として行われていましたが、少子化などの影響で今は地区の行事として行われています。