【石川県 2024年版】春の絶景・風物詩10選 GWにも開催有志により再出発した出張輪島朝市
日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。 【画像】お旅まつりほか石川県の春の絶景・風物詩を写真で見る。 今回は、石川県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
◆輪島朝市
輪島沖で取れたタコの天日干しやアジ、ホッケの干物といった海産物や輪島塗の箸やおわんなどが並ぶ輪島市の「輪島朝市」。2024年は、能登半島地震による大規模火災で大半が焼失したため、金沢市金石地区にて出張開催の形でリスタート。 金沢市に避難した組合員有志と金石町商工振興会や県漁協金沢支所が実行委員会を組織して開催を実現させた。輪島朝市のシンボルであるオレンジ色のテントの下、威勢のいい掛け声が飛び交い、大勢の来場者でにぎわい活気づき、大勢の人が訪れた。 来場客から激励の言葉をもらう姿や、店主と客が再会を喜び合う光景などがあちこちで見受けられる。次回はゴールデンウィークに開催予定とのこと。この春にしか見られない出張型の輪島朝市に足を運んでみては。 輪島朝市 (わじまあさいち) 石川県金沢市金石地区
◆お旅まつり
お旅まつりは、小松市で毎年5月に行われる莵橋神社(うはしじんじゃ)と本折日吉神社(もとおりひよしじんじゃ)の春季例大祭。 目玉は、石川県の無形民俗文化財に指定されている曳山行事の「曳山曳揃え」。各町の8基の曳山がダイナミックに移動し、一堂に揃う光景は圧巻。黄金色に輝く絢爛豪華な曳山を一目見ようと毎年多くの観光客でにぎわう。 もう一つの見どころは子供たちが曳山で熱演する「子供歌舞伎」。役者に選ばれた子供たちは、3ヵ月前から台詞を覚え、毎日稽古を行う。大人さながらの名演技に歓声が沸き上がるシーンもあり、会場が一体感に包まれる。 お旅まつり(おたびまつり) 所在地 石川県小松市中心市街地ほか