維新・馬場代表の「責任問う声」収まらず 代表戦実施の方針示すも自身の進退は言及せず
■維新の創設者・橋下徹氏からも引退勧告か
さらに、維新の創設者で今は民間人の橋下徹さんも、自身のXに、「ここまで維新を引っ張ってくれたことには感謝です。僕ら創業者メンバーは引いて、新しい感覚のメンバーにうまく引き継いで欲しいです」 と、馬場代表への評価と感謝を込めながら、引退勧告ともいえる投稿をしている。
■「馬場執行部は僕が一番嫌な政治スタイルになっている」と橋下氏
その真意を本人に尋ねてみた。 維新の創設者 橋下徹氏:今、国政維新・馬場執行部が、僕の感覚では、僕が一番嫌な政治スタイルになっているので、まあ、そこはぶっ壊れてもらいたいなというふうに思ってるんですけどね。 「ぶっ壊れてもらいたい」今の馬場執行部とは、橋下さんの目にどう映っているのだろうか。 維新の創設者 橋下徹氏:政治というのは、飲み食いの友達とか、好き嫌いとか、友人関係でやるべきでは無いと思っていて。目標もないまま議席数だけを増やして、なんとなく政治の世界でいい格好したいとか、そういうのが僕は大嫌いで、政治の世界に飛び込んで、自分で維新を作ったのに。維新からも信頼され、もちろん他党からも信頼される執行部を、早く作らないといけないと思いますよ。 維新は今後、信頼される国政政党への道筋を示すことができるのか…。 代表選挙の実施が決まった場合、12月1日にも臨時の党大会が開かれ、代表が選出されることになる。
■「国民の支持が離れた政党は維新だったといえる」と藤井教授
日本維新の会・馬場代表は、衆議院選挙の責任が問われている。党勢拡大を図ろうと思ったが、叶わなかったわけだが、維新の現状というのはどうなっているのだろうか? 京都大学大学院 藤井聡教授:今回の議席数でいえば、減ってるのは10数パーセントしか減ってないとも言えるんですが、今回で僕が一番着目してるのは比例票です。前回が約800万票あったんですが、今回500万票。33~34パーセント減っているんです。 京都大学大学院 藤井聡教授:この減り方は、自民党の比例票の減り方である25%を圧倒的に凌いでるんですよ。 ですから、今回最も国民の支持が離れた政党は実は維新だったという風に言えるんですね。執行部の責任は免れないという意見は大きくなるでしょうね。
■次の「維新の代表」は誰になるのか
関西テレビ 神崎博報道デスク:維新の国会議員の中から出てくる名前を聞くと、次の代表はこの人しかいないということで。共同代表の『吉村さん』ですね。 吉村さん以外の名前 なかなか維新の国会議員の中から聞かれないと。でも吉村さんは知事であって、国会議員ではないので、国会議員の中で今、名前が上がっているのが『前原誠司さん』、参議院からくら替えした『東徹さん』の2人の名前もあがっています。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月1日放送)
関西テレビ
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