大谷翔平の潔白“4つのポイント” 米捜査当局が元通訳・水原一平を訴追
ドジャース・大谷翔平選手の元通訳の水原一平氏が違法賭博に関わったとされる問題で、捜査当局は11日、水原氏を訴追したと発表しました。 【画像】大谷翔平 ドジャースでのHRセレブレーションはひまわりの種 今回提出された訴状によれば、大谷選手が水原氏の違法な賭博行為やその支払いに関与していた証拠は見当たらないとして、大谷選手の潔白が示されています。
■大谷が関与していた証拠は見つからなかった
大谷選手は2018年3月にMLBの給与口座として銀行口座を開設(以降A口座)。そのA口座から違法なブックメーカーへの送金があったとして、大谷選手の関与の疑いも浮上していましたが、実際は水原氏が大谷選手を装ってA口座にアクセスし送金していたということです。 捜査では大谷選手と水原氏の間で交わされたテキストメッセージを調べた結果、 ・二人の間でスポーツ賭博に言及した会話がなかった ・二人の間でブックメーカーや送金先の口座名義人などについて言及がなかった ・二人の間でオッズ、賭け金、また水原氏が違法賭博をしていることを大谷選手が知っていることを示す可能性のある言及がなかった ・A口座の情報を代理人や財務アドバイザーに開示すべきではないという大谷選手の指示がなかった としています。 また訴状では大谷選手が水原氏の違法行為や借金の支払いを認識していた、あるいは関与していたことを示唆する証拠は見つからなかったとしています。 その具体的な4つのポイントとして 1.大谷選手が自身の携帯電話でA口座にオンラインでアクセスした証拠がなかった 2.大谷選手のブラウザ記録には、当該ブックメーカーにアクセスした形跡がなかった 3.大谷選手のテキストメッセージには、スポーツ賭博や水原氏のギャンブルによる借金に関するメッセージがなかった 4.大谷選手のテキストメッセージには、当該ブックメーカーや送金先の口座名義人とのメッセージがなかった。またそれらに関した言及もなかった と示しています。