「これは死んだなと途中で思った」衆議選で“一人負け”日本維新の会、どう立て直す?自身も落選の前政調会長・音喜多駿氏、次の代表は「吉村さん待望論が極めて大きい」
■苦戦も議席数は3番目「交渉できる立場だと思う」
議席数を減らしたとはいえ、それでも日本維新の会は自民党(191議席)、立憲民主党(148議席)に続く3番目の議席数はもっており、キャスティングボートを握る力は持っている。「僕個人の考えだが、維新は国民民主党より議席数を持っているわけだから、交渉できる立場だと思う。政治改革や議員定数の削減など、身を切る改革を飲ませるよりも、より国民に密着した、まさに現役世代への徹底投資を言ってきたわけだから、そこで社会保障制度改革に踏み込んで、本当に社会保険料を下げるために医療制度改革を今から始め、国民生活に密着することを突きつけて交渉に乗っていくべきだ」と主張した。 さらに維新の政策として、「社会保障制度改革とライドシェア、これは国民民主党も慎重だから、実は維新と自民の一部しかできない。そういうことにテコをかけてやっていくということは国民の理解を得やすい。支援者にこれが維新にしかできないから今回は自民を動かすんだとか、あるいは、みんなで野党として反対して自民を追い込むとか、分かりやすいメッセージで党内外にきちんと伝えて、是々非々という非常に難しいが真ん中に立ち続けるということが、維新の存在価値であり矜持であるべきだと私は思う」と訴えていた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部