イ・ジョンソクからキム・ウビンまで、巳年スターが多彩な活動を予告!今年を輝かせる人物は?
14年間も次回作を検討中の俳優ウォンビンから、今年だけで3作を公開し、3連続ヒットに挑戦する女優チョン・ヨビンまで、2025年青い蛇の年を迎え、さらなる飛躍に期待したい巳年のスターたちの活動予定をまとめてみた。 1977年生まれの芸能人としては俳優ウォンビンが代表的だ。彼は2010年に韓国で公開された映画「アジョシ」以来、14年間も作品活動を休止している。広告モデルだけをこなしていた中、昨年1月に16年間もモデルとして活躍していたコーヒーブランドとの契約も終了し、テレビではなかなか見ることができない存在となっている。俳優のホン・ギョンとイ・ジェインがウォンビンのバトンを引き継ぎ、同ブランドの新しい顔となった。 1997年KBSドラマ「プロポーズ」でデビューしたウォンビンは、映画「ブラザーフッド」「母なる証明」「アジョシ」などに出演し、相次いでヒット作を生み出したが、次回作が途絶え、引退説まで浮上した。彼の代表作とされる「ブラザーフッド」が昨年6月、20周年を迎えて韓国で再上映されたが、記念試写会にはカン・ジェギュ監督、チャン・ドンゴンらが参加しただけで、ウォンビンは出席しなかった。 彼は2015年5月に女優のイ・ナヨンと結婚し、息子1人を育てている。イ・ナヨンも2019年3月に終了したtvNドラマ「ロマンスは別冊付録」以降、4年間の空白期を経て、2023年5月に公開されたwavveドラマ「パク・ハギョンの旅行記」で久しぶりに挨拶した。昨年10月にはあるブランドの記念イベントに出席し、脚線美を強調したファッションを披露して話題を呼んだ。 夫婦の近況は、意外にもKBS 2TV「社長の耳はロバの耳」に出演したデザイナーのチ・チュニを通じて公開された。夫婦と親しい関係として知られるチ・チュニは、ウォンビンの空白期に関する質問に「本人の意思というよりは、作品に対するプレッシャーがあるようだ。脚本は検討し続けている」と語った。イ・ナヨンもあるインタビューで「夫も熱心に(シナリオを)読んでいる。良い映画を見ると羨ましがる。もう少し待っていてほしい」と伝えた。 ウォンビンと同い年の俳優ソ・ジソブは、今年、Netflixシリーズ「広場」で戻ってくる。同名のNAVERウェブ漫画を原作とした「広場」は、自らアキレス腱を切って広場の世界を去ったギジュン(ソ・ジソブ)が、組織の2番手だった弟のギソク(イ・ジュニョク)の死で11年ぶりに戻り、復讐のためにその背後を探るノワールアクションだ。ソ・ジソブはギジュン役を務め、映画「ある会社員」以来、11年ぶりにノワールアクションに挑戦する。 1989年生まれのキム・ウビンは、Netflixオリジナルシリーズ「全てが叶うだろう」に出演する。Netflixオリジナルシリーズ「全てが叶うだろう」は、1000年ぶりに目覚めたランプの精霊感情過剰ジーニー(キム・ウビン)が、感情欠如ガヨン(ペ・スジ)に出会い、3つの願いをめぐって繰り広げるラブコメディだ。「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「太陽の末裔」などを執筆した脚本家キム・ウンスクの新作で、映画「エクストリーム・ジョブ」、ドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」のイ・ビョンホン監督が演出を担当する。特にキム・ウビンとペ・スジがKBS「むやみに切なく」以来、7年ぶりに共演することで、期待を高めている。 彼と同い年のイ・ジョンソクは、tvN新ドラマ「瑞草洞(ソチョドン)」で視聴者に挨拶する。「瑞草洞」(脚本:イ・スンヒョン、演出:パク・スンウ)は、様々な法律事務所が集まる瑞草洞の同じビルにある別の法律事務所で働くアソ(法律事務所に採用された所属弁護士Associate Lawyerの略)たちが、人生の方向性を探す法廷オフィスドラマだ。イ・ジョンソクは9年目のアソ弁護士アン・ジュヒョン役を務める。イ・ジョンソクをはじめ、ムン・ガヨン、カン・ユソク、リュ・ヘヨン、イム・ソンジェが黄金のようなランチタイムを共にするア弁ジャーズ(アベンジャーズ+弁護士)5人組として相乗効果を見せる予定だ。 同じく1989年生まれのチョン・ヨビンは、オカルト、恋愛ドラマ、ラブコメディなど、様々なジャンルの映画で活躍する予定だ。 まず、映画「黒い修女たち」(監督:クォン・ヒョクジェ)が、24日の公開を控えている。2015年に公開された「プリースト 悪魔を葬る者」の続編で、危機に陥った少年を救うために立ち上がる修女たちの物語だ。チョン・ヨビンはソン・ヘギョが演じた修女ユニアを助ける修女ミカエラ役を演じる。ソン・ヘギョが、2014年に公開された映画「世界で一番いとしい君へ」以来、約9年ぶりに韓国映画に出演すると共に、チョン・ヨビンとのウォーマンス(女性同士の友情)まで予告し、期待を高めている。 また、チョン・ヨビンは、余命宣告されたヒロインにもなる。韓国で4月に放送予定のSBS金土ドラマ「私たちの映画」(脚本:ハン・ガウン、カン・ギョンミン、演出:イ・ジョンフム)で、女優志望のイ・ダウム役を演じる。ソフォモアジンクス(sophomore jinx、2年目のジンクス)に悩まされる映画監督と余命宣告をされた女優志望者が、一緒に映画を撮りながら傷を治癒して、愛し合う恋愛ドラマで、イ・ジェハ役のナムグン・ミンと共演する。 さらに、ラブコメディも欠かせない。韓国で上半期放送予定のENA新ドラマ「いい女、プ・セミ!」(脚本:ヒョン・ギュリ、演出:パク・ユヨン)は、余命宣告された財閥会長との契約結婚をした、フクスジョ(土のスプーン:余裕のない家庭で生まれたこと)女性ボディガードが、莫大な遺産を狙う者たちを避けて身分を変えて生き延びなければならないコミカルヒューマンロマンスで、チョン・ヨビンは女性ボディガードのプ・セミ役を演じる。 青い蛇の年を迎え、巳年生まれのスターたちが活動を予告している中、1年後に今年を輝かせたスターとして記憶される人物は誰になるのか、関心が集まる。
イ・ヘジョン