<ブギウギ1週間>第23週「マミーのマミーや」 スズ子と梅吉“最期”のデュエットに「涙腺崩壊」 生みの親キヌと15年ぶり再会 週題回収に「胸熱」
◇第110回 スズ子と梅吉、“最期”の時間「父ちゃんブギが耳から離れないよ」
第110回は、医師から「今夜が山だ」と聞かされたスズ子は、眠っている梅吉の枕元に座り、ずっと梅吉とツヤ(水川あさみさん)、六郎(黒崎煌代さん)と血がつながっていないことが引っかかっていたと心情を吐露する。すると、梅吉は「ワシとツヤちゃんのホンマの子やけん、何も言う必要ないやろ」とつぶやき、「ワシとツヤちゃんとお前は血より濃いものでつながってんねや。六郎もな」「心と心でつながってんのや」と返す。そして、スズ子に「歌、聞かせてくれんか」とリクエストする。
梅吉は「『父ちゃんブギ』で頼むわ」と、「東京ブギウギ」の替え歌を歌い出す。スズ子も一緒に「父ちゃんブギ」を涙ながらに歌った。すると梅吉との思い出が一気によみがえり、スズ子は「嫌や!」と言って梅吉の胸にしがみついて涙を流した。
父娘の別れのシーンに、SNSでは「涙腺崩壊」「父ちゃんブギが耳から離れないよ」「梅吉にすがりついて号泣するスズ子にもらい泣き」「血よりも濃い心でつながってる。梅吉の言葉が胸に響いて涙」といった声が上がった。
◇第111回 スズ子、生みの親のキヌと15年ぶりに再会 週タイトル回収に「涙止まらん」
第111回は、梅吉が亡くなり、スズ子は、葬儀に参列していた杖をつきながら歩く初老の女性と目が合う。それは、およそ15年前に一度だけ話をしたことがあるスズ子の生みの親のキヌ(中越典子さん)だった。あのときは幼かった2人の息子たちも、立派な青年となっていた。スズ子は、息子たちに愛子と遊んでもらい、松林でキヌと2人で話をする。
キヌが今、幸せに暮らしていることを確認したスズ子は、別れ際、キヌに「また、会いましょね」と声をかける。キヌは笑顔で「はい……また……」と返した。去ろうとする背中ごしにスズ子は愛子から「あのおばあちゃん、誰?」と尋ねられ、「マミーのマミーや」とはっきりと答えた。その声を聞き、キヌは感極まった様子で目を潤ませていた。
SNSでは「こんなん泣くわ」「涙止まらん」「マミーのマミーで号泣」「今週のタイトル回収」「胸熱」といった声が並んだ。