大阪国際女子マラソン25日号砲 ── ハーフマラソンも開催・大阪市内で交通規制
25日は大阪国際女子マラソン 沿道ではボランティア大忙し 「しょくぽん」も登場 THE PAGE大阪
「第34回 大阪国際女子マラソン」が25日、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居を発着点に行われる。同スタジアムのある長居公園は朝早くから大勢のランナーやボランティアが準備に追われ、観戦者も来場するなど、にぎわいをみせている。女子マラソンは同日12時10分かにスタート予定となっている。
ランナー支えるボランティアも朝から大忙し
同女子マラソンは、8月に中国の北京で行われる世界陸上競技選手権の選考会を兼ねても行われており、3連覇を目指すウクライナのタチアナ・ガメラをはじめ、重友梨佐や野尻あずさら日本勢ランナーの走りも注目されている。 発着点となる長居公園では朝から大勢のランナーが調整を続ける。マラソンに参加する女性は「せっかく参加できるんで楽しく走りたい」と笑顔をみせながら、夫や子どもらが見守る中、ウォーミングアップを続けていた。 また、多くのランナーを支えるボランティアも、沿道の応援者が道に出ないようロープを張るなどの準備に追われている。大阪市内から参加したというボランティアの60代の男性は「毎年参加させてもらってます。私たちはボーイスカウトでして。このマラソンや泉州市民国際マラソンでもやらしてもうてます」と力強く話した。 同スタジアム前では、長居植物園のキャラクター「しょくぽん」が登場。それを見た子どもたちがすぐに駆け寄っては喜ぶ光景も見られ、同園の職員は「きょうはみなさんに2月1日までやってるイルミネーションを紹介しようと思ってきました」と笑顔でPRしていた。
沿道の薬局「カイロたくさん用意した」
発着点のある東住吉区や隣接する阿倍野区のコース沿いでも、朝から多くのボランティアが看板やコーンの設置作業に追われている。沿道にある薬局の店主は「きょうは寒そうなんでカイロを目立つところに置いて販売します。がんばります」などと話し、開店準備をすすめていた。 コース沿いにある阿倍野区の文の里商店街の関係者は「この周辺がコースになって5年くらいやったと思うけど、応援する人が多いんで。今年は天気がええから人がたくさん来るかな」などと話していた。 今大会と同時に「大阪ハーフマラソン」も開催されるため、大阪市内では同日午前11時半ごろから午後3時40分ごろまで、交通規制が行われる。同大会公式サイト内で、交通規制図や市バスの運行状況などを周知している。 詳しい問い合わせは同マラソン事務局(0120・103・721)、道路交通情報センター(050・3369・6627)、交通管制センター(06・6943・1234)まで。また、大阪市営バスの路線バスは、一部休止やう回運行する。詳しい問い合わせは同市営交通案内センター(06・6582・1400)まで。 ・大阪国際女子マラソン 交通規制/市バス運行状況