昨季の20勝&奪三振王 ブレーブス・ストライダーが右肘手術で今季絶望
ブレーブスは13日(日本時間同日深夜)、公式サイトで、スペンサー・ストライダー投手が12日に右肘の尺側側副靱帯を内部固定具で修復する手術を受け、今季のシーズンは欠場すると球団が発表したことを伝えた。 ストライダーは6日にMRI(磁気共鳴画像)検査を受け、右肘に損傷があることが判明した。今季は順調にキャンプを過ごしレギュラーシーズン入り。開幕戦は5回2失点だったが、4月5日のダイヤモンドバックス戦4回で5失点を許し、試合後に肘の違和感を首脳陣に伝えていた。復帰時期は発表されていないが、内部矯正手術により、ストライダーは通常のトミー・ジョン手術よりも早く復帰できる模様だという。 25歳の右腕・ストライダーは160キロ近い直球とスライダーで2021年にメジャー昇格。2022年に131回2/3で202個の三振を奪い、昨季は20勝をあげての最多勝に加え281個で奪三振にも輝き、7年連続地区優勝を目指すブレーブスのエースとしての活躍が期待されていた。 大リーグ選手会がピッチクロックによる悪影響の例として彼の負傷を挙げて注目を集めていた。
報知新聞社