元さくら学院の日高麻鈴、はっぴいえんど「12月の雨の日」をカヴァーした7インチ・シングルをリリース

　気鋭の若手実力派女優を起用した現在進行中の音楽プロジェクト“Magico”（マジコ）。Magicoとはポルトガル語で「魔法の」といった意味で、今しか捉えることができない若手女優たちの魔法の瞬間を音楽（歌）で切り取り、季節ごとに紹介しようというもの。 　そのプロジェクトの第3弾となる冬（Inverno）編として、弾き語りが趣味という自他ともに認める音楽好きの元さくら学院の日髙麻鈴を紹介。12月生まれの日髙にちなみ、はっぴいえんどが1970年に発表した1stアルバム収録の名曲「12月の雨の日」をカヴァー。7インチ・シングルで1月8日（水）にリリースしています。 　主演作『麻希のいる世界』では、バンドでギターを演奏するシーンも披露している日髙の凛とした歌唱を、本プロジェクト全作品のプロデュースを務める、アヴァン・ポップの最前衛の一人として、長く日本のオルタナティヴ・シーンの最前線で活躍する音楽家、山本精一が演出。山本がsenoo rickyとともに、はっぴいえんどへのリスペクトを込めてあえて完コピした渾身のサウンドに日髙のまっすぐ清廉な歌声が乗り、楽曲に新たな息吹を吹き込んでいます。 　その日髙麻鈴による「12月の雨の日」のショート・ミュージック・ビデオを公開。撮影・編集は、山本と同じく、本プロジェクト全作品のヴィジュアルを担当する、著名女優の写真集なども手がけるフォトグラファー、熊谷直子が担当。日髙のさまざまな表情が印象的な味わい深い映像に仕上がっています。 　かなりの洋楽好きでもある日髙。シングルのカップリングには、かねてより好きだったというシンディ・ローパーの名曲「トゥルー・カラーズ」のカヴァーを収録。情感あふれる見事な歌声を披露しています。 Photo by Naoko Kumagai