<咲き誇れ!センバツ広陵>栄養しっかり「食堂ごはん」 成長支えボリューム満点 /広島
センバツの開幕まで1カ月を切った。4回目の優勝を目指す広陵の選手の成長を支えているのが、寮での3度の食事だ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 野球部員が暮らす「清風寮」では、体作りに欠かせないたんぱく質やミネラルなどの栄養素がしっかり取れるボリューム満点の献立が提供されている。 厨房(ちゅうぼう)スタッフの岡村裕司さん(35)によると、1、2年約100人が1日に食べる米の量は計80キロ。選手たちはハードな練習をこなすため、1日に3キロ以上食べる部員も多い。 岩本阜樹選手(1年)は特にカレーライスが好物だが、18日には昼食メニューのプルコギ丼やみそ汁、高野豆腐と豆の煮物なども平らげていた。犬山雅選手(1年)は「毎日朝早くからおいしいごはんを作ってくれ、疲れた練習の後には笑顔で迎えてくれる」と感謝する。 岡村さんは選手たちについて「朝は率先して配膳するし、とても礼儀正しい」と話し、選手たちの食べっぷりを見守っていた。【武市智菜実】