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　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16・2ndレグが現地時間12日に行われ、アーセナルはホームにポルトを迎えた。2戦合計1-1で両者譲らず、PK戦までもつれる接戦をアーセナルが制し、CLベスト8進出を決めた。OBのポール・マーソンが英メディア『Sky Sports』を通じて13日にコメントを出している。 【画像】アーセナル最新スタメン＆フォーメーション 　昨シーズンのアーセナルは、UEFAヨーロッパリーグ（EL）のラウンド16・2ndレグのスポルティングCP戦でウィリアン・サリバが負傷離脱したことを節目に、プレミアリーグで失速した。 　ポルト戦後、このことを指摘されたミケル・アルテタ監督は「コンペティションに敗退すれば、試合数が減ってリーグ戦に集中できるだろう。その分一戦一戦に準備する時間も作れるけれど、今は勝ち上がることがチーム内にエネルギーをもたらしているんだ」と『Sky Sports』に語った。 　マーソン氏も同様の見解を持っているようで、同メディアに対し次のように述べている。「この勝利はリーグを戦う上でも大きな後押しになる。仮に今夜敗北した状態でマンチェスター・シティ（31日に対戦）とあたり、そこでも負けたとすれば、恐らく全てが終わっていただろう。アーセナルは今、CLを残しながらシティと戦えるんだ。これはファンにとっても喜ばしいことだよ」 　また、同氏はチームが「このコンペティションでしばらく上位に進出できていない」と前置きし、リーグとCLをあわせて「（今季は）2つのトロフィーを獲得すべきだ」と指摘する。実に14年ぶりのベスト8進出を果たしたアーセナルは、残りのシーズンをどう戦うだろうか。