渡辺碧斗、主演ミュージカルの熱演を約束「自分の幸せを見つめ直すきっかけに」
俳優の渡辺碧斗（26）、佐奈宏紀（27）と坪倉康晴（27）が4日、東京・東池袋のサンシャイン劇場でトリプル主演ミュージカル「燃ゆる暗闇にて」（5～13日に同所）の公開ゲネプロを行った。 スペインの戯曲が原作のミュージカルの日本初演で、盲学校に、とある転校生が来たことで起こる変化を軸に描いた群像劇。学校の中心人物・カルロスを渡辺が、転校生・イグナシオを佐奈と坪倉がダブルキャストで演じる。 渡辺は本格ミュージカル初挑戦で「稽古場でやってきたことをそのまま精いっぱい出せればいいなと思っています」と気合十分。坪倉は「僕自身ダブルキャストが初めて。また違ったイグナシオが2パターン見られると思う」とアピールし、佐奈は「キャスト全員一丸となって立ち向かって作り上げてきた。魂や苦しみや何から何まで燃やして千秋楽まで突っ走っていきたい」と熱演を約束した。 2人のイグナシオの違いについて高槻かなこ（31）は「私はセクシーだなと思う。坪倉君」と語ると、渡辺も同調し、「（坪倉の）柔と（佐奈の）剛。柔らかい感じとパワーを感じました」とはにかみ、「盲学校が舞台になっているんですけど、扱っているテーマは生きている人全員に当てはまる。自分の幸せを見つめ直すきっかけになったり、自分の幸せを決めるときによぎる作品になれば」と力を込めた。 ほかに雨宮翔（23）、松村優（28）、菅原りこ（23）、壮一帆（49）らが出演した。
