【速報】「弟の無念を晴らして」重度脳障がいの男性が死亡前日に自宅売却…契約書が偽造された疑い 遺族が不動産会社の社長を刑事告発
判決後、不動産会社の代表「売買契約の不正は全くない」
不動産会社の代表は判決後、MBSの取材に対し売買契約書などの不正について否定しています。 記者「柳発秀さんの売買契約書に関して不正は?」 代表「全くないです。発秀さん本人の意思に通りに契約して、印鑑と権利書もってきて『やってください』と言ってきたんです。本当に不正はなかった。こちらも人間なので」
有印私文書偽造・同行使や不動産侵奪などの疑いで刑事告発
21日、遺族らは不動産会社の社長が▼売買契約書などを偽造した有印私文書偽造・同行使の疑い、▼発秀さんが物事に理解力がない状態であることにつけ込んで自宅を不法に取得した不動産侵奪の疑いなどで大阪府警に刑事告発しました。
「弟の無念を晴らしてほしい」
告発状の提出後に取材に応じた柳南秀さんは「捜査は大変かなという印象ですが、捜査を頑張っていただき、弟の無念を晴らしてほしいです。29日は弟の2周忌なので、墓前で報告したいです。相手は判決内容に納得してないようですが、判決をきちんと受け止めてもらうのが私ら遺族の願いです」と話しました。