かつてのダイアナ妃と、膝の上で抱かれるウィリアム王子

ダイアナ妃は生前、長男のウィリアム王子をどう呼んでいたのだろう――？　 配信が開始されたNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン6のエピソードのなかで、それが明らかにされている。 【写真】ダイアナ妃が最高のママだとわかるベストモーメント ウィリアム皇太子が幼いころからそのニックネームで呼ばれていたことは、フィクションではなく“事実”。母ダイアナ元妃の死から10年の節目を迎えた2007年に受けたインタビューで、「ウォンバット」（コアラのような見た目をしたオーストラリアの動物）と呼ばれていたこと、そしてその理由について、次のように話している。 「ずっとその名が付いて回っています。もう取り消すことができませんね。私が2歳のときからです」「当然ですが、聞いた話です。そこまで昔のことは覚えていませんから。両親と一緒にオーストラリアに行ったときから……ウォンバットは、固有の動物ですから」 「そう呼ばれるようになったのです。決して、見た目がウォンバットに似ていたからではありませんよ。いえ、もしかすると、似ていたのかもしれませんが（笑）」

ウィリアム王子を連れてオーストラリアを訪問した皇太子夫妻（肩書は当時）、1983年撮影

ウィリアム皇太子は大学に入る前の1年間のギャップ・イヤーに、ラリー・インターナショナル（Raleigh International）が若者向けに提供している、外国でボランティア活動を体験するプログラムに参加。チリ南部の学校で英語を教えていた。 ある日の授業中、名前が自分と同じ頭文字で始まる動物の絵を描いてみようという問題で、皇太子は答えの例として、「僕はウォンバットです」と書き添え、ホワイトボードに簡略化したウォンバットの絵を描いている。

ウィリアム皇太子が描いたウォンバットの絵、2000年撮影

もちろん、ニックネームがあるロイヤルはウィリアム皇太子だけではない。 数カ月前には、キャサリン皇太子妃が末っ子のルイ王子を「ルー・バグズ」と呼んでいることが判明。シャーロット王女のニックネームは「ロッティ」だと伝えられている。 また、数年前にはジョージ王子が学校でクラスメートから、「PG」と呼ばれていることが明らかになっている。