立民、悪質ホスト対策法案を提出 「売り掛け」高額借金を規制
立憲民主党は7日、悪質なホストクラブによる金銭被害を防ぐため、客の支払い能力を大幅に超える借金を背負わせることを規制する風営法改正案を衆院に提出した。店やホストが飲食代を肩代わりして客に後払いさせる「売り掛け」を悪用し、高額な借金を負った女性が売春を強いられる問題などの深刻化を受け、対策強化を目指す。 法案では高額借金の基準額は示さず、営業者に「客の支払い能力に照らし不相当に高額の債務」を負担させないよう義務付けた。被害者支援団体からの要望を基にした対応としている。