平尾帆夏「不採用で良かった」呼び名整理企画で翻弄されるオードリー・若林正恭<日向坂で会いましょう>
テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。6月30日の放送では、「若様とフレンドリーになって希望の呼び名で呼んでもらいましょう!!」後半戦が放送された。シミュレーションまでおこなった最終選考では、平尾帆夏がまさかの発言で場を狂わせることに。 【動画】平尾帆夏、ドキュメンタリーPVで合格時からの変遷を語る ■呼び名整理企画後半戦、タレコミ合戦がふたたび 今回の企画は前回から引き続き、「若様とフレンドリーになって希望の呼び名で呼んでもらいましょう!!」。日向坂46、4期生にはまだ呼び名が定まっていないメンバーがいるため、決めていこうという「呼び名整理企画」だ。 若様(MCのオードリー・若林正恭)は「フレンドリーにならないと呼び名で呼んでくれないのでは」ということで、スタッフが4期生に興味を持ってもらえるような企画を考案した。そして企画のなかで若様に興味を持ってもらえたフレンドリーメンバーは、“理想の呼び名”シュミレーションにチャレンジ。チャレンジが成功すれば、ようやく呼び名が定着…という流れとなる。 前半戦の続きである「タレコミ合戦」から後半戦が再開。1つ目は小西夏菜実から上村ひなのへのもので、「一緒にジェットコースターに乗った事があって、ずっと独り言をつぶやく」という暴露だった。独り言なのかどうかもわからない音量らしく、小西もかなり困惑しているそう。 独り言の真実について上村に確認すると、「冷ましているんですよ」と謎の返答が返ってくる。ジェットコースターが怖いあまり、強がってなんでもない風を装って呟いていたらしい。そして肝心の“独り言なのか”については、小西へ向けての言葉ではあったと判明した。 続けて平岡海月から上村への「乗り物が苦手だというのにクリスマスに1人ディズニーに行っていた」とタレコミが続き、これには上村も「本当に嫌だったんですけど…」と語り始める。1人行動が苦手だという上村は、それを克服するために行ったとのこと。なお実際にディズニーランドに行ってからは家族連れやカップルの多さで辛くなり、うつむいていたと告白する。とはいえ、自撮りを撮る余裕はあったようだ。 他にもさまざまなタレコミが届いたが、最終的に若様との「理想の呼び名シチュエーション」に挑戦することのできるメンバーは竹内希来里、宮地すみれ、山下葉留花、平尾、上村の5人が選ばれた。 ■独特なシチュエーションの中で、若林との距離を詰めるメンバーたち 「理想の呼び名シチュエーション」に挑戦することになった5人。事前に募集した“理想の呼び名”で呼ばれるオリジナル妄想台本を若様と一緒に実演してもらい、若様から「しっくりきた」と合格を受ければ見事“定着”したことになる。 最初のシミュレーションは宮地のもので、希望の呼び名は一貫して「すみれちゃん」。舞台は「ひなあい」の収録時、いつもどおり「すみれさん」と呼ばれた宮地が“ちょっといじわる”するという流れだ。「私、石田純一さんの娘さんじゃありません!私のことはすみれちゃんって呼んでくれないと…起こりますからね!」「収録を出ていっちゃいますからね!」とあざとく怒る宮地を、「ちょっと待ってよ!すみれちゃ~ん!」と呼び止める若様…。 あざとい表情であざとく振り返る宮地の演技は120点だったのだが、残念ながら今回は不採用。「やっぱりもう『すみれさん』が入っちゃってるというか…それを『すみれちゃん』が超えてこなかった」と理由が語られ、ちゃん付けはナシに。だが最終的には「この距離感が私たちにはちょうど良い」と宮地も納得のようす。ちなみに、もちろん「スミボ」や「マスター」は今後禁止となった。 続いて「ひらほぉ~」と呼ばれたい平尾が提案したシチュエーションも実施。同じく番組収録後のタイミングで、ふと一息ついた平尾があることに気づく。MC席にいる若林が、これまでにないほど強烈な“にらみ”を平尾に向けているのだ。「なにかやっちゃったかな」と焦る平尾だったが、身に覚えはない。ついにすぐそばまで来た若林は、「ひらほぉ~」と気の抜けるあいさつを残してその場をあとに…。 “目が合ったと思ったら名前を呼ばれてすれ違われる”という緊張と緩和を上手く使った台本は、メンバーからも歓声が上がるほど。期待もうなぎ登りだったが、結果は「平尾先生を超えて来なかった」と不採用。「ひらほぉ~」では魂が抜けてしまうと語る若林に、平尾も「正直よかったです。本当は平尾先生呼びが良かったので…不採用で良かったです」と満面の笑み。「となると今の寸劇は…」と困惑する若林に、平尾は「やりたかっただけです!」とまぶしい表情を見せるのだった。 ■オードリーとの距離を縮める良企画となった呼び名整理企画 今回の企画で若林から採用された呼び名は、上村の「なのチャン」と竹内の「たけちー」。それぞれ採用理由は「チャンジャのチャンだと思えば…」「もう一度叫びたくなった」というユニークなものだが、かなり若林にハマることができたと言えるだろう。 またそれぞれの考えた台本には強く個性が出ていたことから、寸劇企画としてもグッド。平尾などは短いながらも自然に緩急をつけるなど、かなり完成度は高かった。メンバーから黄色い声が上がったのは、シチュエーションにキュンと来たという証だ。 意外なストーリー構成能力まで垣間見えた本企画。今後は“生焼け”のシチュエーションドラマもどんどんこなし、メンバー全員の個性あふれる寸劇を見せてもらいたい。