OAだけでなく主力の松木玖生も招集見送りに…山本昌邦ND「招集の上でさまざまな苦労があった」
パリ五輪に出場するU-23日本代表のメンバー発表会見が3日、都内で行われ、これまでチームの主力だったMF松木玖生(FC東京)が招集を見送られた。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 会見で松木の選外について質問を受けた大岩剛監督は「選ばれた選手の話を是非させていただきたいと思う」と話すにとどめ、具体的な理由については言及を避けた。 6月のA代表に招集されず、U-23日本代表のアメリカ遠征に参加したGK鈴木彩艶(シントトロイデン)も招集されなかった。鈴木をめぐっては移籍の報道が出ており、松木に関しても同様の事情があったとみられる。 活用を模索したオーバーエイジ(OA)枠の採用も見送られた今回のメンバー選考。山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「オーバーエイジに限らず、この年代で活躍している久保建英選手、鈴木唯人選手、鈴木彩艶選手も招集がかなわなかった」と指摘。会見の冒頭では「招集の上でさまざまな苦労があったが、それも日本代表の進化、成長、躍進の賜物だと思っている」と、厳しい交渉過程が背景にあったことをにじませた。